【栄養士監修】暑くて長〜い夏を乗り切るための飲み物の選び方 

スポーツドリンク

栄養士 ちなつです。 

みなさんは運動時、どんな飲み物を飲んでいますか?まず初めに、スポーツドリンクを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?ポカリスエットやアクエリアスをはじめ、様々な商品があり美味しいから、みんなが飲んでいるから飲んでいるという人も多いのではないでしょうか。自分に合ったスポーツドリンク選びは、熱中症などの体調不良を防ぐこと、練習や本番で力を発揮することに繋がります。 

そこで今回は、運動をしているときにおすすめの飲み物と合わせて、食事中におすすめの飲み物についてご紹介します。 

<運動時におすすめのスポーツドリンクの選び方> 

アイソトニックタイプ 

人間の体液に近い浸透圧になるように調節されているので、水分、塩分、糖分をバランスよく摂取できる特徴を持ちます。糖分の配合量が4~8%と多いため、エネルギー消費に備えて運動前に飲むと良いでしょう。しかし運動後は、汗をかいて塩分が多く排泄されてしまい体内に浸透しづらくなってしまうので、運動前に飲むことをおすすめします。 

代表的な飲み物:アクエリアス、ポカリスエット、GREEN DA・KA・RAなど 

②ハイポトニックタイプ 

ナトリウムや糖質の濃度が低く、人間の体液よりも浸透圧が低く作られているため、大量に発汗した際に水分を素早く吸収してくれます。そこで、運動中や運動後におすすめの飲み物です。 

代表的なのもの:アミノバリュー、VAAM、ラブズスポーツ、アミノバイタルなど 

〜普段飲みをしすぎないようにしよう〜 

スポーツドリンクは、運動時や発汗が多い時に、脱水や熱中症にならないように積極的に飲む必要がありますが、たくさんの糖質、塩分を含むため、運動時以外ではあまり多く飲みすぎないようにしましょう。 

<経口補水液とスポーツドリンクの違い> 

どちらも水分や電解質を含み補給する飲み物ではありますが少し違う部分があります。 

●スポーツドリンク・糖分を多く含み、電解質が少ない 

●経口補水液・・・・電解質が多く、糖質が少ない 

そのため、運動中に熱中症になってしまった、具合が悪い時は水分を素早く補給してくれる経口補水液が適しており、スポーツ中に水分補給として飲むときは、エネルギーの高いスポーツドリンクが向いています。 

<普段の生活で気を付けたい飲み物> 

食事中にあまり飲まないほうが良い飲み物は、「緑茶」です。 

緑茶に含まれるタンニンは、鉄と結びつき身体に吸収されず排泄されてしまうので気を付けたいですね。特に、育ち盛りの子どもやスポーツをする人たちには、鉄は必要な栄養素なので気をつけましょう。 

食事中は汁物や麦茶、水(ミネラルウォーター)などで、水分補給するように心がけてみてくださいね。 

いかがでしたでしょうか。 

運動前に飲むと良いもの、運動中に飲むと良いものを、その時に合わせて選ぶようにしましょう。初夏からは気温も高くなり発汗量も増え、脱水の心配も高まるのでこまめな水分補給をお忘れなく! 

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