「サッカー」小学生年代で習得しておきたい逆足の精度、練習法やメリットを解説

サッカー

「利き手」があるように、足にも「利き足」があるのは誰もが知るところです。

足でボールを扱うスポーツであるサッカーでは、当然ながらよりボールをコントロールしやすい利き足でプレーすることになります。

しかし、目まぐるしく展開が変わるサッカーにおいては利き足だけでプレーするのは難しいといえます。

利き足とは違う「逆足」を上手に扱うことができれば、よりレベルの高いプレーが可能となります。

理想としては、小学生年代で逆足を一定レベル以上扱えるようにしたいものです。

この記事では、そんな「サッカーにおける逆足の大事さと練習法」について解説していきたいと思います。

目次

両足使えることが当たり前の時代に

一昔前では、「右足だけ」「左足だけ」といったように、90%以上を利き足でプレーする選手もいました。

しかし、現代サッカーはよりスピーディなものとなっているため、両足を使い素早くプレーすることが必須となっています。

近年の日本の選手でいえば、香川真司選手や冨安健洋選手はどちらが利き足なのか分からないほど左右の足のキック精度が高くなっています。

左足でプレーするイメージの強い久保建英選手も、右足でのプレーレベルは驚くほど高くなっています。

つまり、現代では小学生年代以上のすべてのカテゴリーで「両足を一定以上使えるレベル」がスタンダードであるわけです。

逆足の練習法

サッカーにおいて逆足でもプレーできれば、どのような体勢でも精度の高いプレーが可能となるメリットがあるわけですが、逆足をものにするためにはかなりの努力と工夫が必要です。

いくつか練習法を挙げていきましょう。

①利き足でケンケンしながら逆足でボールを扱う

まずは利き足でケンケンします。

この際に、ボールを逆足側に置き、逆足の足の裏でボールを前に移動させていきます。

簡単そうに思えますが、神経が発達していない逆足の場合は、このシンプルな動きすらうまくできないものです。

1日5分ずつでもいいので継続してこの練習を行うことで、徐々に逆足でボールを扱えるほど神経が発達していきます。

②両足同じ割合でリフティングをする

小学生年代では練習にリフティングを取り入れるケースもありますよね。

しかし、多くの小学生は利き足をメインとしたリフティングをしています。

これでは逆足とのレベル差が開く一方です。

ある程度リフティング技術が上がってきたならば、両足を同じ割合で使うようにリフティングしてみましょう。

左右交互にリフティングを行うのが理想で、この方法を継続することで逆足の技術だけでなく左右のバランス感覚も養うことができます。

③軸足を中心に逆足で円を描くように回る

ケンケンの練習と併せて行いたいのが、「軸足を中心に逆足で円を描くように回る練習」です。

軸足で立ち、逆足の足裏にボールをセットします。

この状態から軸足を中心に反時計回りで回ります。

ボールを逆足でコントロールしながら回るため、必然的に逆足の神経系が発達し、両足でボールが扱えるようになるはずです。

まとめ

今回は、「サッカーにおける逆足の大事さと練習法」について解説してきました。

無意識の状態では、人は利き足でボールを触れます。

それゆえに、意識的に逆足の練習を行わなければいつまで経っても逆足はうまくなりません。

短期間で習得できる小学生年代で逆足の練習を行うことで、より効率的に逆足のレベルを高めることが可能となります。

今現在逆足があまりうまくない小学生は、すぐにでもここで挙げた練習法を実践してみましょう。

両足が使えるようになれば、間違いなくプレーレベル全体がUPするはずですよ。

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