スポーツの習い事といえば、サッカーや野球、水泳、バスケトボール、バレーボールなどをイメージする人が多いかと思います。
しかし、ラグビーという選択肢があることを知っていますか?
「え?小学生の子どもにラグビーをさせるのは危険じゃない?」と感じる親御さんも多いかもしれません。
実はとても小学生の子どもにとってメリットの多いスポーツなのです。
この記事では、そんな「小学生にラグビーを習わせるメリット」について解説していきたいと思います。
小学生の子どもにラグビーを習わせるのは危険?
それでは、最大の不安である、「小学生の子どもがラグビーを行う危険性」について考えてみましょう。
ラグビーというスポーツは、体と体をぶつけ合う機会が非常に多く、怪我が多いスポーツです。
それゆえに、「小学生にやらせるのは危険」と思う人は多いはずです。
結論から先にいえば、「イメージしているよりも怪我のリスクは少ない」といえます。
・ヘッドキャップで頭部をしっかりと守っている
・指導者への安全講習の徹底
・幼児や小学校低学年向けのタグラグビー(接触プレーのほとんどない新たなルール)導入
これらの対策により、怪我のリスクはかなり低く抑えられています。
当然ながらスポーツである以上怪我のリスクはありますが、1年に5回も10回も病院で治療を受けるようなスポーツではないのです。
近年ではコンタクトプレーを行わないスクールも増えています。
それゆえに、サッカーや野球などと同じように積極的に小学生の子どもに習わせてもOKであるといえます。
小学生にラグビーを習わせるメリット
それでは、ここからは小学生の子どもにラグビーを習わせるメリットを挙げていきましょう。
①コミュニケーション能力の向上
ラグビーは戦術が非常に重要なスポーツゆえに、作戦タイムで様々な話し合いを行います。
どのようなフォーメーションで、どのような戦術で戦えば勝てるのか、様々な話し合いが行われます。
ディフェンスでは少しでも連携が乱れ穴が空けばタッチダウンを決められてしまいますから、試合中も常に声を掛け合い陣形を整えるのです。
ラグビーを習わせて数ヶ月もすれば、子どものコミュニケーション能力はかなり向上しているはずですし、もしかしたらリーダーシップも身につくかもしれません。
②体力がつく
近年、子どもが外で遊ぶ機会が少なくなりましたよね。
Switchでゲームをしたり、スマホでYouTubeを観たりなど、自宅にいる時間が非常に多くなっています。
それゆえに、体が弱く風邪をひきやすくなってしまいがちです。
「子どもの体を強くしたい」と親御さんが感じているならば、ラグビーはうってつけです。
走る機会が非常に多く、そのほとんどがゆったりではなくスプリントになるため、筋力や心肺機能など体力面のすべてが向上します。
半年以上ラグビーを習わせれば、風邪をひく回数がグッと減るかもしれません。
③経済的にも優しい
近年の小学生は、複数の習い事をすることも珍しくありません。
経済的に厳しい現在の日本では、子どもの習い事に1万~2万円かけるのはなかなか厳しいですよね。
月謝だけでなく必要な用品を購入することを考えれば、さらにお金が必要になります。
しかし、ラグビーは他のスポーツと比べると比較的月謝が安い傾向にあります。
また、用品にかかる費用も安いので、親としてはありがたいスポーツなのです。
まとめ
今回は、「小学生にラグビーを習わせるメリット」について解説してきました。
小学生のラグビーは、ヘッドキャップや指導者の安全意識の向上などによってイメージよりも怪我のリスクが少なくなっています。
「コミュニケーション能力が身につく」、「体力がつく」、「経済的に優しい」といった様々なメリットがあるため、子どもが興味を持っているのであればぜひ習わせてあげましょう。
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