自分の子どもがミニバスを始めたならば、たくさん得点を奪ってほしいと願うのが親心ですよね。
しかし、ミニバスはゴールリングが小さく、上手にシュートを放たなければ得点することができません。
「ウチの子は身体が小さいからゴール下でシュートをしてもブロックされてしまう」といった悩みを抱えている親御さんもいることでしょう。
そうした時に有効となるのが、アウトサイドシュートです。
この記事では、そんな「アウトサイドシュートの確率を上げる方法」について解説していきたいと思います。
小学生が行う「ミニバス」には3Pが存在しない
小学生年代が行うバスケットは「ミニバス」と呼ばれていますが、違うのは名称だけではありません。
ルール自体がかなり違います。
コートの大きさも違いますし、ゴールの高さやボールの大きさ、試合時間、ショットクロック、バックパスが可能かどうかなど、様々な違いがあるわけですが、最も特徴的な違いは、「3Pがない」ということです。
一般的なバスケットの場合、3Pラインよりも遠くからシュートを決めると3点が入ります。
しかし、ミニバスの場合には3Pというルールがないため、どこからシュートを決めても2Pにしかならないのです。(フリースローは1点)
そのため、なるべくゴールに近い場所でシュートを決めようとする傾向が強くなるわけです。
身長の低い子どもやパワーのない子どもは、活躍しにくいわけです。
外のシュートの精度を上げることで大きな戦力になる
身長の低い子やパワーのない子にゴール下のプレーを練習させても、活躍できる可能性は低いですし、怪我をする確率が上がってしまいます。
それよりも、ミドルシュートやアウトサイドシュートのテクニックを身につけさせてチームに貢献できる選手を目指すべきです。
確かに3Pにはなりませんが、ゴール下で勝負するよりもシュートが決まる確率は確実に高まるはずです。
また、通常通り3Pシュートがルールに組み込まれる中学生以降を見据えれば、小学生年代にアウトサイドシュートに磨きをかけておくことは非常に有効なものとなるはずです。
アウトサイドシュートの確率を上げる方法
それでは、アウトサイドシュートの確率を上げるいくつかの方法をご紹介しましょう。
①弧を描くようなイメージで放つ
リングはとても小さいので、ボールの進入角度が浅いと弾かれてしまいます。
弧を描くようなイメージでシュートを放つことで角度が大きくなり、リングに吸い込まれやすくなります。
ちなみに弧を描くようなシュートは、リバウンドもとりやすくなります。
「ウチの子は筋力がないから遠いとリングに届かない」というケースもありますが、膝を上手に使い力を上半身まで逃さずにシュートを放てば、身体の小さな子でもしっかりと弧を描くようなシュートが打てるようになります。
②自分のフォームを固めて毎日練習する
アウトサイドシュートは、フォームが定まっていなければかなり入る確率が悪くなってしまいます。
そのため、まずは監督やコーチに指導を受けて「自分のシュートフォーム」を固めましょう。
その後は自分のフォームで毎日練習するだけです。
同じ場所からシュートを放つのではなく、コートのあらゆるところからシュートを放つ練習をしてみましょう。
そうすることで、「僕は(私は)この角度だとシュートが入りやすい」といった発見もあるはずです。
試合中に「ここは決めたい」という場面が来たならば、得意の場所でボールが貰えるようにマークを外しシュートを打てば得点できる可能性を高められるでしょう。
まとめ
今回は、「アウトサイドシュートの確率を上げる方法」について解説してきました。
小学生年代のミニバスでは、3Pがありませんが、シュート精度を上げることでチームにとって大きな戦力になれます。
ぜひ「弧を描くようなイメージ」で「自分のシュートフォームを固めて」打てるように練習してみましょう。
コメント