子どもがスポーツを学ぶ際に親として教えておきたい「リスペクトの精神」

小学生や中学生年代でスポーツをしている子どもは非常に多いはずです。

子どもが行うスポーツが、サッカーや野球、バスケット、バレーボール、卓球、テニス、バドミントン、水泳、陸上、バレエ、ダンスなど実に様々です。

スポーツは、そのテクニックを向上させることやスポーツを通じて身体を強くすることが目的となりますが、もう1つ習得しておきたいことがあります。

それが「リスペクトの精神」です。

この記事では、そんなスポーツを学ぶ際に親として教えて起きたい「リスペクト」の精神について解説していきたいと思います。

目次

リスペクトの精神を子どもに教える指導者は意外に少ない

スポーツクラブに子どもが入部すると、そのスポーツのルールを覚えプレーする上で必要なテクニックの習得などをしていきます。

小学生年代では「楽しみながら頑張ることの大切さ」を学ぶことができますし、強豪クラブや中学生年代になれば、「真剣に打ち込むことの大切さ」や「強い精神力の構築」が身につきます。

怪我をするリスクや勉強する時間が減るというデメリットはあるものの、それ以上に得るものが大きいのがスポーツを行うメリットであるといえるでしょう。

しかし、前述したメリットが得られる一方で、「リスペクトの精神」は意外と指導者から子どもに伝えられていない現状があります。

どうしても団体競技であれば「チーム内」、個人強gであれば「個人としての能力」に意識がフォーカスしてしまうため、相手選手や審判、観客などに意識を向ける機会がそれほどないのです。

スポーツは1人ではできません。

対戦相手がいたり、個人競技であっても審判や同じ大会をプレーする他の選手がいたりします。

そしてそのプレーを応援する親御さんや関係者の方々もいるわけです。

普段からそうした人々に感謝できるようになれば、周囲の人々に感謝ができる大人になれるはずです。

指導者だけでなく親御さんからもリスペクトの大切さを教えられる

スポーツに必要なテクニックなどは、そのスポーツの指導者でなければできませんが、リスペクトの精神であれば親御さんが我が子に教えることができます。

・相手選手に敬意をもって接する

・審判を批判しない

・試合前後に応援してくれる人たちに一礼する

・毎回監督やコーチに指導してもらった後は「ありがとうございました」と伝える

こうした意識でスポーツができたならば、そのスポーツのテクニック向上や心身の強さを身につけるだけでなく、リスペクトの精神も身につくはずです。

親として普段から「指導者や審判、相手選手、観客などに敬意を持って接するように」と子どもに伝え、もしも敬意に欠く行動や言動を目にしたならば、しっかりと注意をしましょう。

小学生や中学生年代であれば、そうしたリスペクトの精神は身につきやすいはずです。

また、指導者の方と話す機会があれば、「テクニックや心身の強さを身につけるだけでなく、リスペクトする精神も身につけさせたいのでご指導のほどよろしくお願いいたします。」と伝えておくのも良いでしょう。

指導者の方がそうしたポイントに意識が向けば、同じチームにいる子どもたちにも好影響を及ぼすはずです。

そして、子ども自身がリスペクトの精神を持っていれば、そのチームメイトも影響されリスペクトの精神が自然と身につくかもしれません。

まとめ

今回は、スポーツを学ぶ際に親として教えて起きたい「リスペクト」の精神について解説してきました。

スポーツというと、どうしても勝敗や記録、テクニックといった部分に意識が向いてしまいがちですが、リスペクトの精神を身につけることも非常に重要です。

ぜひ親御さんからも我が子にリスペクトの精神の大切さを伝えるようにしましょう。

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