小学生年代では、実に様々な習い事がありますが、ご家庭によっては陸上を習わせたいというケースもあるはずです。
サッカーや野球、バスケットボールなどの球技や剣道、空手、柔道などの武道といった習い事よりも、「走ること」に強い興味を抱く子どもも意外と多いものです。
球技などと比べるとその数は少ないですが、陸上を習わせてくれるスクールも存在します。
そこでこの記事では、「小学生の我が子に陸上を習わせる際の種目の決め方」について解説していきたいと思います。
小学生で経験できる陸上競技の種目
中学生年代以降になると、非常に多くの陸上競技が行われますが、小学生年代ではまだそれほど多くの種目は行われません。
主に行われている競技は以下の通りです。
短距離走
陸上競技の花形である短距離走は、50mや60m、100mなどの種目があります。
非常にシンプルな競技となるため、足の速さに自信がある小学生ならば始めやすい競技であるといえるでしょう。
また、小学生年代でもハードル競技があります。
低学年はありませんが、3~4年生であれば60m、5から6年生であれば80mとなります。
中距離走
小学生年代では長距離走の種目はあまりなく、主に中距離走となります。
中距離走の中でも800mという距離が小学生年代でよく用いられています。
跳躍競技
小学生年代の跳躍競技では、走り幅跳びと走り高跳びが行われます。
しかし、走り高跳び競技は、高学年からでなければ行われません。
小学生年代でも背面飛びを行うケースが多くなります。
投てき競技
一般的な陸上競技では、砲丸投げや円盤投げ、やり投げなどがありますが、小学生年代ではジャベリックスローやジャベリックボールなどの競技となります。
これらの協議の方が安全性が高いため採用されています。
子どもが行う陸上種目の決め方
子どもが行う競技種目を決める際には、「興味のある種目を積極的に行う方法」と「様々な競技種目を経験させて興味のある種目に絞っていく方法」の2通りあります。
どちらを選択するかは、親御さんとお子さんで話し合って決めることになるかと思いますが、小学生年代の場合はまだどういった種目への適性があるか分からないため、基本的には後者をおすすめします。
運動神経が爆発的に良くなるプレゴールデンエイジ(5歳~8歳程度)やゴールデンエイジ(9歳~12歳程度)の年代に様々な種目を経験することで、神経系の発達が促進されます。
全身の神経系が発達されていけば、中学生以降に違う競技に移ったとしても、他者よりも活躍できるようになるはずです。
そういった意味でも、低学年の頃は短距離走を中心に行い、3~4年生になったならば中距離走や投てき競技、跳躍競技などを行うという流れが良いのかもしれません。
まとめ
今回は、「小学生の我が子に陸上を習わせる際の種目の決め方」について解説してきました。
陸上競技はサッカーや野球、バスケットボールなどと比べると習い事としてはマイナーかもしれませんが、興味を示す小学生は意外と多いものです。
ここで挙げたように、小学生年代でも様々な種目があるため、ぜひお子さんに多くの種目を経験させて、適正があるかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
もしかしたらオリンピック選手になる素質があるかもしれませんよ。
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