小学生の我が子がサッカークラブに入部したものの、なかなか活躍できないといったケースも多いかと思います。
基礎練習を真面目に取り組んだとしても、サッカーは瞬時の判断が求められ脳から一番遠い「足」でボールを扱うスポーツゆえに簡単には活躍できません。
そんな悩みを抱える小学生におすすめの方法があります。
それは、「フットサル」です。
この記事では、そんな少年サッカーで活躍するために経験しておきたい「フットサル」について解説していきたいと思います。
フットサルとサッカーの違い
小学生年代のサッカーは、「8人制」が主流となっていますよね。
中学生年代以降は11人制となりますが、8人制のサッカーも11人制のサッカーも当然ながらボールは1つですから、あまりボールに触れる機会は多くありません。
そんなデメリットを解決できるのが、フットサルです。
フットサルは「5人制」であるため、頻繁にボールに触れることができます。
コートの大きさも「縦40メートル×横20メートル」とかなり狭く、中学生以上であればゴールからゴールまで蹴って届くほど狭いコートでプレーします。
ボールの大きさは小学生年代の4号球に近いですが、フットサル用のボールの方が若干重たくなっています。
シューズもフットサルの場合スパイクは禁止となっています。
フットサルは試合時間も短く、前後半20分です。
その他にも、選手交代が自由でオフサイドはなく、スローインではなくキックインとなり、スライディングも禁止されています。
小学生年代の子どもにフットサルがおすすめである理由
サッカーで活躍したい小学生にフットサルがおすすめである理由は、前述した通り「たくさんボールに触れることができるから」です。
プレー機会が多くなれば必然的にボール扱いが上手くなっていきます。
さらに、「フットサル特有のスキルが身につく」といった点も大きなメリットであるといえます。
フットサルはコートが狭い分、相手選手に常にマークされている状態でプレーします。
それゆえに瞬時にボールを動かせるように「足裏」を多用する傾向にあります。
足裏を使ってボールをコントロールするスキルは、現代サッカーでは必須となっています。
実際にフットサル出身の一流プレイヤーも多く存在します。
・ネイマール
・イニエスタ
・クリスティアーノ・ロナウド
・小野伸二
・ロナウジーニョ
・ジダン
このように、世界トップクラスのテクニックを持つ選手にフットサル経験者が多いのです。
フットサルを経験することで足に磁石が付いているかのようにボールをコントロールすることが可能となり、相手にボールを奪われないスキルが身につきます。
そして「判断能力の向上」といったメリットも得られます。
現代サッカーは一昔前のサッカーよりも圧倒的に展開が速くなっています。
フットサルは攻守の切り替えがバスケットボールと同じように目まぐるしく変わるスポーツです。
それゆえに半年、1年とフットサルを経験することで判断力の優れた選手になれるわけです。
まとめ
今回は、少年サッカーで活躍するために経験しておきたい「フットサル」について解説してきました。
フットサルは5人制のスポーツゆえに、ボールに触れる機会が多く、足裏を使ったスキルや判断能力の向上などのスキルが身につきます。
フットサル場は全国各地に数多く運営されています。
小学生年代のチームも多数ありますし、サッカークラブの友達とチームを組んで練習のない日にフットサルをするといった方法おおすすめです。
小学生のお子さんが「もっと活躍したい」と悩んでいるならば、ぜひフットサルを経験させてみてはいかがでしょうか?
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