バレーボール人口の多い日本では、子どもにバレーボールを習わせたいと考える親御さんも多いですし、実際に多くの小学生が地元のバレーボール部に入団しています。
しかし、中には「レシーブすると手が痛いから辞めたい」と諦めてしまうケースもあります。
確かに、普段からバレーボールをしていなければ大人でも痛みを感じる位の衝撃が手や腕にかかるわけですから、小学生が痛がるのも当然だといえます。
この記事では、そんな「バレーボールで手が痛くなる小学生向けの対策」について解説していきたいと思います。
バレーボールは手や腕に強い衝撃のあるスポーツ
バレーボールはジャンパー膝や突き指といった怪我の多いスポーツですが、ブロックやレシーブにおいて手や腕を負傷したり強い痛みを感じたりするケースも非常に多くなっています。
特に体がまだ出来上がっていない小学生年代では、レシーブやブロックによって手や腕に強い痛みを感じる機会は多くなります。
小学生年代では軽量4号球を使用しますが、それでも衝撃はかなりのものです。
「バレーボールがやりたい」と意気込んでクラブに入部したものの、手や腕の痛さに耐えきれずに辞めてしまう子どももいます。
正しい位置でレシーブをすれば痛くないとは言われているものの、クラブに入ったばかりの小学生が毎回正しい位置でレシーブをするのは不可能に近いため、何かしらの「痛み対策」が必要となります。
バレーボールで手が痛くなる小学生に向けの対策
それでは、ここからは具体的な手や腕の痛み対策を挙げていきましょう。
①リフトサポーターを使用する
バレーボールでは、「リフトサポーター」と呼ばれる専用のサポーターが販売しています。
このリフトサポーターは、親指に引っ掛ける構造になっていて、親指付近も素材で覆うことができます。
バレーボール始めたばかりの小学生は、手首付近ではなく親指の付け根付近でレシーブをしてしまうことも多いため、このリフトサポーターは非常に重宝します。
サポーターが衝撃を緩和してくれるため、痛み自体もそれほど感じなくなり、バレーボールがより楽しくなるはずです。
商品によっては腕の内側部分(レシーブをする部分)にロゴがプリントされています。
そのロゴの部分を意識しながらレシーブすることで、よりレシーブの上達が早くなるといったメリットもあるのです。
②テーピング
バレーボールでは、突き指防止のために指部分にテーピングをするケースも多いですが、レシーブをする部分にテーピングを貼るという選択肢もあります。
テーピングをきつく貼り付けてしまうと皮膚がかぶれてしまうので注意が必要ですが、ボールの当たる部分に貼り付けておくことで痛みや衝撃を僅かですが緩和してくれます。
③長袖を着て練習する
もしもレシーブが痛くて練習するのも嫌になっているならば、前述した専用のサポーターテーピングといった方法が有効ですが、「長袖を着て練習する」という選択肢も有効です。
素材の厚みがそれほどなければあまり大きな効果は見込めませんが、若干痛みがマシになりますし、「腕を布で覆っている」という精神的な効果が得られます。
まとめ
今回は、「バレーボールで手が痛くなる小学生向けの対策」について解説してきました。
バレーボールを1ヶ月~2ヶ月も続ければ、自然とレシーブをしても痛くなくなるものですが、始めたての頃は腕が痛くて辞めたくなるケースも多いものです。
もしも腕の痛みに悩んでいるならば、ぜひここで挙げた対策を実践してみましょう。
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