スポーツでも算数の勉強でも、お子さんの得意なことは、もっと伸ばしてあげたいものですよね。
今回は、算数が得意な子を伸ばすためにできる実践的テクニックについてご説明します。
算数が得意な子を伸ばすためにできる実践的テクニックとは

算数が得意なお子さんをもっと伸ばすためには、テクニックを活用する必要があります。
急がせないでじっくり解かせる
算数の勉強をしているときに、手を止めてジーっと問題を凝視しているお子さんがいます。
サボっているのかと心配になり、「早くやりなさい」と声をかけたくなるでしょう。
しかし、そのような時間であっても、算数が得意なお子さんの頭の中は、問題を解こうとフル稼働しているのです。
急がせると集中が切れてしまい、じっくりと考える習慣がつかなくなってしまいます。納得がいくまで、じっくりと問題に向き合わせてあげましょう。
ひっ算を強要しないで暗算をさせる
算数が得意なお子さんは、計算を暗算で行うことがほとんどです。
計算を丁寧に行わせようと、ひっ算をさせようとする保護者の方がいます。
しかし、算数が得意なお子さんには、ひっ算を強要することをやめましょう。
スポーツでも基礎は重要ですが、やらなくてもよいことまでやらされると、やる気がなくなってしまいます。
ただし、面倒くさがって暗算をしているような場合には、ひっ算をするように声掛けを行ってあげましょう。
難しい問題で「トライ&エラー」を繰り返させる
スポーツで上達するためには、「トライ&エラー」を繰り返すことが必要になります。
そして、これは算数の上達にも必要なことです。難しい問題を解こうと試行錯誤することで、算数の能力がますます向上していきます。
算数が得意なお子さんは、学校で学習する内容が簡単すぎて、つまらなく感じている場合が多くなります。
算数オリンピックの問題など、難しめの問題を与えて、チャレンジさせてみましょう。
算数を苦手でも得意にできる

小学生低学年では算数が得意だったのに、学年が上がると苦手になっていくお子さんは多いもの。
これは、どこかの単元でつまづいてしまっていることが原因です。
たとえば、繰り下がりが苦手だと、割り算の問題を解くことができません。
また、単位を覚えていないと、時間や面積の問題を解くことができません。
つまずいている単元がある場合には、その単元まで戻って学習をさせてあげましょう。
すると、その後に学習する内容も、しっかりと理解できるようになります。
ぜひ、これらのテクニックを実践して、お子さんの算数の能力をもっともっと伸ばしてあげましょう。
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