「算数が苦手…」といったお子さんも多いもの。しかし、スポーツを利用した声掛けで、算数を得意にできるのです。
今回は、スポーツをやっていることを活用できる、ちょっとの意識で算数がぐんぐん得意になる魔法の声掛けについてご説明します。
スポーツで算数能力が育めるワケとは!?

誰にでも当てはまることですが、「苦手」と思ってしまうのは、その内容に親近感を持てないから。
お子さんが算数に苦手意識を持つのは、その単元を身近に感じられないからなのです。
「計算は得意だけど、分数や少数の計算になるとできない。」といったお子さんがいます。これは、分数や少数を身近に感じられないことが原因です。
普段の生活の中で分数や少数を使う機会は少なく、お子さんが苦手意識を持ってしまうのです。
そのため、普段から取り組んでいるスポーツに関連させた声掛けを行ってあげましょう。
すると、苦手意識がなくなり、どんどん算数が得意になってくるのです。
魔法の声掛け3選

算数がぐんぐん得意になる魔法の声掛けは、以下のようなものになります。
魔法の声掛け①
「図形」が苦手なお子さんには、スポーツには図形が関連していることを意識させる声掛けをしましょう。
「コートの面積って、どのくらいなんだろう?」
「ボールの体積って知ってる?」
スポーツにも図形が関連していることを気づくと、図形に親近感を持ってくれます。
魔法の声掛け②
「時間」が苦手なお子さんには、競技時間を意識させる声掛けをしましょう。
テレビでサッカーの試合を見ながら、
「試合時間はあと何分残っているのかな?」
バスケットの試合を見ながら、
「休憩時間を入れると、何時に試合が終わるかな?」
などの質問をしてみましょう。
算数に強くなるだけではなく、自分がプレーするときの感覚を掴めるようにもなります。
魔法の声掛け③
「分数」が苦手なお子さんには、割合を意識させる声掛けが有効です。
「メンバーの中からレギュラーに選ばれるのは、何分のいくつかな?」
「〇〇君が獲得した点数は、何分のいくつかな?」
少数と違って、分数を表すことに計算は必要ありません。算数が苦手なお子さんでも取り組みやすい方法になっています。
親が夢中になって教えれば教えるほど、お子さんは算数嫌いになってしまう可能性があります。お子さんが大好きなスポーツを活用して、楽しみながら算数能力を育んであげましょう。
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