ミニバスを習わせる上で知っておきたい「ポジション」とその特徴

ミニバス

小学生年代のバスケットは、「ミニバス」と呼ばれ、一般的なバスケットとは若干ルールが異なります。(ボールが小さい、コートが狭い、リングが低い、バックパスがないなど)

しかし、ポジションに関しては中学生年代以上と同じように5つのポジションがあり、試合に出場する場合はいずれかのポジションを任されることなります。

この記事では、そんな「ミニバスを習わせる上で知っておきたい「ポジション」とその特徴」について解説していきたいと思います。

目次

ミニバスのポジション

それでは、実際にミニバスで使われる5つのポジションの名称と特徴を挙げていきましょう。

ポイントガード

このポジションは、チームの司令塔として攻撃を組み立てる役割があります。

ドリブルテクニックやパスセンスが秀でている選手が務めることがほとんどです。

また、スピードとテクニックのある相手ポイントガードをディフェンスするため、アジリティ(俊敏性)も求められます。

シューティングガード

このポジションは、アウトサイドシュートが得意な選手が務めます。

また、インサイドにドリブルでペネトレイト(突破)し、ジャンプシュートやレイアップなどのシュートを放つこともあります。

また、ポイントガードの補佐的な役割をこなすことも必要です。

スモールフォワード

このポジションは、「オールラウンダー」としての能力が必要となります。

インサイドでリバウンドに参加することもありますし、アウトサイドでプレーすることもあります。

その年代の平均的な身長と体格である選手が務めると良いかもしれません。

パワーフォワード

このポジションは、主にインサイドでの攻撃や守備を行います。

それゆえに、身長の高さや力強さが必要不可欠となります。

また、アウトサイドに出ていってスクリーンプレー(壁となって味方のガードを自由に動かすプレー)を行うこともあります。

センター

チームの柱としてゴール下でプレーするポジションで、最も身長が高くパワーのある選手が務めることが多いといえます。

ただしチームによっては常にインサイドにいるのではなく、アウトサイド寄りに異動してプレーするケースもあります。

可能な限り様々なポジションでプレーさせよう

前述した各ポジションの特徴を踏まえると、我が子がどのポジションに向いているのかがなんとなく見えてくるはずです。

しかし、ここで1つ注意点があります。

そのポジションに適しているからといって、何年も同じポジションでプレーし続けない方が良いといえます。

「なんで?1番適しているんだから活躍もしやすいし、楽しくプレーできるのでは?」と親御さんは思うかもしれません。

確かに、「活躍できるかどうか」を優先するならば、適したポジションでプレーさせることが重要となりますが、ミニバス(小学生年代)では「様々なスキルを習得すること」がなによりも重要となります。

例えば背が大きいからと何年もセンターでプレーさせていたとしても、中学生になってから成長が止まり、中2以降ではガードが適したポジションになる可能性もあります。

小学生年代ではそうしたことが起こりやすいため、少なくとも2~3つのポジションで試合を経験することをおすすめします。

もしも入部しようとしているミニバスクラブが「勝利至上主義」で、適したポジションでしかプレーさせないような方針なのであれば、違うクラブに入部させることも検討すべきかもしれません。

まとめ

今回は、「ミニバスを習わせる上で知っておきたい「ポジション」とその特徴」について解説してきました。

ミニバスには5つのポジションがあり、それぞれに特徴があります。

ぜひこれからミニバスを習わせる予定ならば、子どもに適したポジションを知っておくようにしましょう。

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