「サッカー」ジュニア年代で身につけたい「首振り」の意識

首振り

日本人サッカー選手で最も注目されている久保建英選手ですが、「久保選手のようになりたい」と憧れている小学生も多いのではないでしょうか?

久保選手はいったいなぜあれほど欧州で成功を収めているのでしょうか?

優れたボールテクニックやアジリティ、頭の良さ、精神的なタフさなど様々な要因が考えられますが、「首振りを多用した視野の広さ」も大きな要因であると考えられます。

この記事では、そんなジュニア年代で身につけたい「首振り」の意識
について解説していきたいと思います。

目次

サッカーにおける「首振り」とは?

サッカーにおける「首振り」は、オフザボール時(ボールを持っていない時)に周囲の状況を確認するために行う動作です。

人間は間接視野を含めれば約180度視野を確保できます。

しかし、サッカーでは斜め後ろや真後ろに敵選手や味方選手がいるケースも多く、360度把握することが求められます。

良い選手はボールを受ける前に首を振り180度以上の状況を把握することで、プレーレベルを上げているわけです。

久保建英選手を目で追っていると、1試合の中で頻繁に首振りを行っていることが分かります。

常に広範囲の状況を把握しておき、その取得した状況で最も効果的なプレーを選択しているわけです。

ジュニア年代がすべき首振りの練習

首振りは強く意識し何度も練習して初めてモノになるテクニックです。

習得できないうちは、どうしてもボールに視線が集中してしまいます。

久保選手は、自分がドリブルしている時でも首を振り、「後方から敵が迫っていないか?」「味方のフォローがあるか?」といった情報を取得しています。

久保選手のような首振りを身につけるためには、以下のような練習を繰り返し行いましょう。

①パス練習時に必ずトラップ前に首を振る

サッカーの練習では、正対した状態でのパス練習をよくしますよね。

5~10メートルの距離感でパスとトラップを繰り返すこの練習では、正確なトラップと正確なパスを意識するわけですが、首振りの練習も同時に取り入れるとより効果の高い練習となります。

相手からパスをもらう直前に、首を振り、横や斜め後ろの状況を確認してみましょう。

「パスを受ける際は首を振る」という癖がつくまで続けることで、試合中も無意識レベルで首が触れるようになっていきます。

②リフティングをしながら首を振る

練習の合間にリフティングをする機会も多いかと思いますが、その際は首を振りながらリフティングしてみましょう。

ボールをけり上げた瞬間にボールから目を離し、首を振り周囲の状況を確認してから再びボールに視線を合わせリフティングを続けます。

慣れるまではすぐにボールを落としてしまうかもしれませんが、諦めず練習し続ければ必ずできるようになるはずです。

リフティングをしながら首振りができるようになると、試合で浮き球の処理をしながら周囲の状況が把握できるため、プレークオリティが大幅にUPします。

サッカーの試合では、実はボールが浮いている時間が長いものです。

そのため、浮き球のボールを処理しながら周囲の状況を確認するテクニックも必須なのです。

まとめ

今回は、ジュニア年代で身につけたい「首振り」の意識
について解説してきました。

サッカーにおいて首振りは非常に重要なテクニックの1つです。

これまで首振りを意識していなかった小学生は、ぜひ1度久保建英選手がどれほど試合中に首を振っているかチェックしてみましょう。(その回数の多さにビックリするはずです)

良い選手になるために欠かせないテクニックなので、ぜひここで挙げた2つの練習法を実践して、首振りテクニックを習得しましょう。

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