数あるスポーツの中でも特に「ジャンプ力」が重要となるのは、バスケットボール(小学生はミニバス)とバレーボールですよね。
野球やサッカーなどもジャンプ力があった方が活躍できますが、ミニバスとバレーボールはジャンプ力が大きく影響します。
「もっと高く飛べるようになりたい」と感じている小学生も多いはずです。
そこでこの記事では、「ミニバスやバレーボールに必須なジャンプ力をUPさせる方法」について解説していきたいと思います。
ジャンプ力をUPさせる方法
それでは、早速小学生年代の子どもがジャンプ力をUPさせる方法をいくつか挙げていきましょう。
①バネをイメージする(膝を曲げる)
ジャンプ力は筋力をUPさせなくても改善できます。
「自分はジャンプ力がない」と思っている小学生の多くが、膝を上手く使えていません。
逆に膝を上手く使えば、標準以上のジャンプ力となる可能性は高いといえます。
キーとなるのは、「バネのイメージ」です。
バネは縮まった状態で手を離すと一気に伸びる力が生まれますよね。
縮めれば縮めるほど伸びる際のパワーは大きくなります。
これを「膝」で行うイメージです。
ジャンプする直前に膝を曲げてその状態からジャンプをすることで高く飛べるわけです。
膝を意識したジャンプを何度か練習するだけでも、ジャンプ力が3㎝以上UPする小学生も多いはずです。
ミニバスをしている小学生ならば、NBAやBリーグの試合動画で選手がジャンプする際に膝を曲げているプレーを見るのもおすすめです。
バレーボールであれば、Vリーグの試合動画を見れば選手が膝を深く曲げていることが理解できるはずです。
②リズムを意識する
もう1つ、筋力をUPせずにジャンプ力をUPさせる方法があります。
それが、「リズムの意識」です。
前述した通りジャンプをする際は膝を曲げることが重要となりますが、その際に「1、2、3」とカウントしながらジャンプしましょう。
「1」で膝を曲げる準備をして、「2」で膝を曲げ、「3」でジャンプをします。
この時、腕を振る意識を持つとより高くジャンプすることができます。
「1」のカウントでは腕を前方に持っていきます。
「2」のカウントで膝を曲げながら腕を後方に持っていきます。
この一連の動作を行えば、間違いなくそれまでよりも高くジャンプすることが可能となります。
リズムと腕の振りをイメージしながら立ち幅跳びを練習すれば、容易に連動した動きを身につけられるはずです。
③筋力と柔軟性を身に付ける
バネのイメージとリズムの意識を持てれば、3~5㎝ジャンプ力を高めることが可能となりますが、「筋力と柔軟性」を高めることでより高いジャンプ力を身につけることができます。
・下半身の筋力と体幹を鍛えることができる「スクワット」
・下半身から上半身へ力が伝わりやすくする「プランク」
・関節の可動域を広げる「ストレッチ」
小学生年代は過度な筋トレは厳禁ですが、筋力があまりないと自覚している場合にはある程度筋力トレーニングを行っても良いかもしれません。
ストレッチで柔軟性を高めることで、ジャンプ力だけでなく競技のパフォーマンス自体を高めることができます。
まとめ
今回は、「ミニバスやバレーボールに必須なジャンプ力をUPさせる方法」について解説してきました。
ミニバスやバレーボールでは、ジャンプ力がある方が活躍できる可能性が高まります。
今現在自身のジャンプ力がないと自覚している子どもは、ぜひここで挙げた方法を実践してみましょう。
きっと今よりも高くジャンプできるようになるはずですよ。
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