多くの幼児や小学生が習っている「水泳教室」ですが、習わせたくても習わせない親御さんも大勢います。
経済的な理由で習わせることができないケースもありますが、大抵は「子どもがプール嫌いだから」、「水に顔をつけるのが怖いから」といった理由となります。
しかし、水泳教室は子どもの成長に大きなメリットをもたらす習い事であるため、水への恐怖心を克服してもらいたいと考える親御さんは多いはずです。
この記事では、そんな「水が怖くて水泳教室に通えない幼児や小学生向けの克服法」について解説していきたいと思います。
幼児や小学生にプール教室に通わせるメリットは大きい
幼児や小学生年代は、まだ身体も弱く風邪をひきやすかったりしますよね。
多くの親御さんがそうした状況を踏まえてスポーツを習わせるかと思いますが、その中でも水泳教室はトップクラスにおすすめです。
・風邪をひきにくい身体になる
・呼吸循環機能UP
・脳にも好影響をもたらす
・心肺機能をUPさせる
このように、実に様々なメリットを子どもにもたらしてくれます。
そのため、水に顔がつけられないといった「水への恐怖」は早期に克服させたいところです。
水が怖くてプール教室に通えない幼児や小学生向けの克服法
それでは、実際に「水への恐怖の克服法」をいくつか挙げていきましょう。
最初はかなり抵抗感が強いはずなので、徐々に実践していくことをおすすめします。
①水が怖い存在ではないことをお風呂で実践して教える
実際には水は呼吸ができず溺れる危険性を伴うため、怖い存在でもありますが、必要以上に怖がる存在でもありません。
正しく接すれば、楽しいものなのです。
まずはそれを親御さんがお風呂で実践して教えてあげましょう。
水が怖い子どもは、顔に水がかかるだけでもパニックになります。
目が開けられなくなることに対して必要以上に恐怖を感じるのです。
しかし、実際には顔に水がかかり目が開かなかったとしても、そのまま閉じていれば痛くもありませんし、呼吸もできます。
ゆっくりと目の周りの水をはじけば、再び目を開けられます。
「パパ(ママ)の顔にお風呂のお湯をかけてみな」と促し実戦してみましょう。
「顔にお水がかかったら目を閉じていればいいんだよ」「ゆっくり手で目の周りの水をどかせばまた目を開けられるよ」と説明するのです。
実際に顔に水がかかっても平気な顔をしている親を間近で見ることで、「水は怖くないんだ」と実感できるはずです。
あとはいきなり目の周辺にお風呂のお湯をかけるのではなく、まずは頬や口に水をかけて慣らしてみて、大丈夫になってきてから目にかかるような練習をしてみましょう。
②ゴーグルをつけてさらに水に慣れさせる
水が怖い子どもに有効な対策の1つが「ゴーグル」です。
前述した①の克服法に慣れてきたならば、次はゴーグルをつけさせてお風呂の水面に顔をつけさせましょう。
この時、お風呂に入れても良いフィギュアや数字のオモチャなどを用意し、お風呂の底に置きます。
要するに、ゴーグルをして顔をつければそこにある物が見えるようにしておくのです。
「お風呂の底にあるのはなんでしょうか?」とクイズ形式にすることで、子どもは楽しみながら水に顔をつけることができるはずです。
まとめ
今回は、「水が怖くて水泳教室に通えない幼児や小学生向けの克服法」について解説してきました。
プールの水が怖いと感じる子どもはある程度の割合で存在します。
もしも克服可能であるならば、様々なメリットが得られる水泳教室に通わせてみるのも良いでしょう。
ぜひここで挙げた克服法を時間をかけて少しずつ実践してみましょう。
きっとプールへの怖さが少しずつ和らいでいくはずですよ。
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