この10年間サッカーやバスケットの人気に押され気味な「野球」ですが、2022年頃から風向きが変わってきています。
その大きな要因となっているのが、「大谷翔平選手」です。
メジャーリーグでMVPを2度獲得し、WBC(ワールドベースボールクラシック)で侍ジャパンを世界一に導くなど、世界で最も人気と実力のある野球選手となっています。
それゆえに、「大谷翔平選手のようになりたい」と感じ野球を習い始める小学生も増えてきているようです。
この記事では、そんな「小学生の子どもに野球を習わせるメリットとデメリット」について解説していきたいと思います。
小学生の子どもに野球を習わせるメリット
それでは最初に、野球を習わせるメリットをいくつか挙げていきましょう。
メリット①基礎体力の向上
子どもの頃は体が弱く風邪を良く引くケースもありますよね。
親としては小学生年代で基礎体力を高めさせてあげたいと感じるものです。
野球は、走り込みや素振り、筋力トレーニングなどによって体全体を鍛えることが可能です。
習い始めてから1年もすれば、風邪を引きにくい体へと変化しているはずです。
メリット②礼儀を覚えられる
野球はサッカーやバスケットよりも「礼儀」を重んじるスポーツです。(もちろんサッカーやバスケットでも礼儀は学べます)
審判や監督、コーチ、保護者などに礼をする機会が非常に多く、何年間か野球を習っただけで基本的な礼儀を身につけることが可能なのです。
メリット③協調性が養われる
野球というスポーツは団体スポーツであるため、仲間と協力して勝利を目指すことになります。
特に打撃では、「打線」という言葉があるように各選手が自分の役割をしっかりと理解した上でプレーしていかなければ繋がりが生まれません。
自分を犠牲にして仲間を進塁させる「送りバント」や「犠牲フライ」といったプレーがあることからも、協調性の大事さが学べるはずです。
小学生の子どもに野球を習わせるデメリット
それでは次に、野球を習わせるデメリットを挙げていきましょう。
デメリット①洗濯が大変
これは子どもではなく親御さんのデメリットとなりますが、ユニフォームの洗濯が大変です。
野球というスポーツは土の上で行いますし、スライディングなどのプレーも多いです。
それゆえに、毎回着ていたユニフォームは泥だらけになる可能性が高く、その分洗濯は大変になります。
デメリット②怪我のリスク
スポーツである以上は「怪我のリスク」はつきものですが、野球の場合は固いボールを力強く投げたり打ったりするスポーツであるがゆえに、怪我は必然的に多くなります。
ヘルメットは被っていますが、デッドボールや自打球などが顔や頭、体に当たる可能性もありますし、走塁や守備時に人同士が交錯する可能性もあります。
その為、打撲や骨折といった怪我を負うこともありえるわけです。
デメリット③道具が多くお金がかかる
野球はサッカーやバスケットボール、陸上などといったスポーツと比べると使う道具が多くなります。
ユニフォームだけでなく、帽子やバット、グローブ、ソックス、スパイク、アンダーウェアなど、すべて揃えるだけでも大きな金額が必要となります。
さらに子どもの場合は成長速度によってユニフォームやスパイクなどを買い替えなければならないため、定期的に出費がかかります。
まとめ
今回は、「小学生の子どもに野球を習わせるメリットとデメリット」について解説してきました。
ここで挙げたように、野球にはメリットもあればデメリットも存在します。
野球を習う際には親子ともにしっかりと理解した上で、始めるようにしましょう。
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