近年サッカーの人気が大きくUPしていますが、「バスケットボール」の人気もじわじわと高まっています。
NBAで活躍する渡邊雄太選手や八村塁選手を筆頭に富樫勇樹選手や河村勇輝選手、 富永啓生選手などスター選手も増えているので、憧れてバスケットを始める小学生も増えてきています。
小学生年代では、「ミニバス」と呼ばれ若干バスケットボールとはルールが違いますが、およその動きはほぼバスケットと同じです。
バスケットは激しい動きが多いため、親としては子どもの怪我や身体の成長への悪影響などをしっかりとコントロールしてあげたいところです。
この記事では、そんな「小学生にミニバスを習わせる上で親が注意したいポイント」について解説していきたいと思います。
小学生にミニバスを習わせる上で親が注意したいポイント
ミニバスは、バスケットと同じように激しく攻守が入れ替わる激しいスポーツです。
ゾーンディフェンスが禁止されているので、基本的には常に1対1の状況となり身体をぶつけあうことも多くなります。
瞬時の切り返しやジャンプ、ジャンプ後の着地など、膝や足首、ハムストリングへの負担が非常に高いため、足の怪我は必然的に増えます。
また、手でボールを扱うスポーツであるため、必然的に突き指などの怪我も起こりやすくなるのです。
実際にミニバスをプレーさせる上で親が注意すべきポイントとしては、「なるべく怪我をしにくい状態を用意してあげること」が挙げられます。
プレーするのは本人であることから親ができることは限られますが、それでもいくつかのポイントを実践することでその確率を低くすることが可能となります。
①子どもの足に合ったインソールを用意する
シューズ(バッシュ)を選ぶ際は、サイズが合っているかやフィット感などを確かめた上で購入すべきですが、インソールを別途購入することをおすすめします。
なぜならば、子どもの足に合ったインソールをシューズの中に入れるだけで、グリップ力の向上や足への負担を軽減させることができるため、怪我の確率を減らすことができるからです。
②足首や膝のサポーターをつけさせる
前述した通り、ミニバスは足首や膝に大きな負担がかかるスポーツです。
それゆえに、足首や膝に専用のサポーターをつけさせることをおすすめします。
スポーツショップなどでサイズの合ったサポーターを購入したら、練習時や試合時につけさせるようにしましょう。
これだけで怪我の確率を大幅に減らすことができます。
③動的ストレッチで準備運動をさせる
近年では知識のある指導者も増えてきていますが、もしも所属するミニバスチームがお父さんコーチなどでそれほど専門的な知識を有していない場合には、直接子どもに準備運動の仕方を教えておくべきです。
ストレッチには、身体を大きく動かし様々な筋肉を伸縮させる「動的ストレッチ」と、筋肉を一定時間ゆっくりと伸ばして柔軟性を高める「静的ストレッチ」の2種類があります。
準備運動に適しているのは、前者の「動的ストレッチ」です。
その逆にミニバスが終わった後には、「静的ストレッチ」が有効です。
この2つのストレッチの使い分けを親が指示するのも良いですし、覚えさせることで子ども自身が行えるようにしておくのも良いでしょう。
正しいストレッチを行っているだけでも、大幅に怪我のリスクを低くすることが可能となるのです。
まとめ
今回は、「小学生にミニバスを習わせる上で親が注意したいポイント」について解説してきました。
子どもにミニバスを習わせる上で重要なのは、やはり「なるべく怪我のリスクを低くしてあげることで」です。
親としては、「子どもの足に合ったインソールを用意すること」や「足首や膝のサポーターを付けさせる」、「動的ストレッチで準備運動をさせる」といったことを意識するようにしましょう。
これらのポイントを徹底させることができれば、きっと怪我無くプレーできる時間が多くなるはずですよ。
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