リフティングのコツ

lifting

子どもがサッカーを始める場合に最初にリフティングという壁にぶつかるのではないでしょうか?

私の息子は小学校1年生で1,000回以上リフティングができるようになっていましたが、リフティングを教えるのにはコツがあります。私が息子に教えた方法を今回はご紹介しましょう。

 まず最初に1回だけ足に当ててください。足はつま先まで真っすぐに伸ばし足首より少し前の部分に当ててください。足の甲まではいかないです。足首に近い部分です。回数は1回だけでいいのです。その時に当たった足の位置を覚えておいてその下に目印を付けます。地面なら〇を書くだけでもOKですし、室内ならハンカチ等を置くだけでもよいでしょう。

 次に先ほど1回だけ足に当てたボールをその目印の上に落としてください。

一般的にはこの1回だけ足に当てた後、自分の手でボールを掴む方法が主流となっていますが、私の場合はボールを掴まずに目印の上に落としてください。

これは簡単にできると思います。特に1回の場合は足に当てたボールを極端に上げなければ簡単に落とすことができるでしょう。

できるようになったら今度は反対の足でやってみましょう。もちろん1回だけで結構ですよ。反対の足は意外と難しいですのでがんばってみましょう。

ここまでは準備段階で次からが本番です。

次は先ほど1回で落としたボールを落ちる前にもう一度使った足と違う方の足に当ててください。注意点としては1回目のボールが目印の上に落ちてきているかを気にしてください。2回に挑戦すると1回目がおろそかになりどうしても雑な蹴り方になってしまいます。2回足に当てることができたら最後はまた目印にボールを落とします。つまり、常に一定の場所にボールを落とせるようになるかということが大切だということです。この2回のリフティングができるようになると、あとは続けて3回、4回と同じことを繰り返すだけとなります。ここでも注意点は同じで、ボールが常に目印の上に落ちているかを確認してください。目印の上にボールが落ちてきているとリフティングをやっている本人はほとんど動かずに足を動かしているだけの動きになります。最初は足のちょうどよい場所にボールが当たらずに前後左右にボールがズレますが、慣れてくるとほぼ目印の上にボールを落とせるようになります。

 最初は4回が目標です。4回が安定してできると10回まではもう、時間がかかりません。しかも10回できると100回まではあっという間にできてしまいます。

このようにリフティングもコツを掴みさえすれば簡単に100回できるようになりますので、一度試してみてはいかがでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次